未来を担うVR

VRが実用、認知されるまで

VRが実用レベルになったのは1986年、NASAが開発したものです。
宇宙飛行士を訓練するために宇宙に行くのは手間も費用もかかるため、VRで宇宙空間をつくり訓練できるように、と研究・開発されたのです。
NASAが実用的な使い方をしたものの、まだVRは大衆的な言葉ではありませんでした。
VRが認知され始めたのは1989、1990年ごろです。
その理由は2つあります。

 一つは1989年、アメリカでジャロン・ラニアーが設立したVPL Researchというベンチャー企業が『データグローブ』という製品の紹介の場面でVRを使ったからです。
そこで初めてVRが現在の意味で知られるようになりました。
 もう一つは日本の松下電工(現在のPanasonic)がシステムキッチンのオーダーメイドを行う際に詳細な図面を見せて説明するのは難しいということで、代わりにVRで寸法を見せる技術を開発したからです。
これが世界から注目を浴び、日本でもVRが有名になりました。

VRのブームがやってきた!!

1990年、SGIという企業がCG(コンピューターグラフィックス)に特化したコンピュータを出し始めました。
その登場を機に、1990年から1999年まで大きなVRブームが起こり、VRの開発に国の予算が多く取り付けられました。
そのブームはとてもすさまじいものでした。
1994年にはSEGAからVRヘッドセットを装着し、目の前に現れる敵を撃ち落とすアトラクションが登場しました。
これは日本にも上陸し、注目を集めました。

 しかし1999年、当時5000万円したSGIのマシンと同じことができてしまうパソコンパーツが3万円程度で発売されてしまいます。
そのため商社は撤退し、VR関連会社も消えていきVRブームは終わってしまいました。

VRブーム再び!

2012年、アメリカにてパルマー・ラッキーがクラウドファンディングを行いOculus Riftを開発しました。
Oculus Riftにより、VRコンテンツ制作が必要以上に増えてしまいます。
2014年にOculus VR社がFacebookに買収され、VRブームの決め手となります。
2016年にはHTC社のVR製品vive、スマートフォンに装着して使うことのできるGearVR、そしてPS4と接続できるPSVRの登場によって2年前の2016年はVR元年と呼ばれます。

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